宇部市みつ美容室 男性浴衣 着付けのポイント3
いつもありがとうございます。m(_ _)m
山口県宇部市 みつ美容室です。
今回は浴衣の着こなし 大人の男の人編 その3 小物と下着についてです。(^-^)
近頃は、シーズンになると、男性の浴衣コーナーが出来て、浴衣以外にも、男性用の 紐・だて巻き・下駄・信玄袋 などの小物が揃っていてとても良いですね!(^.^)
どしどし着ていただきたいものです。(^-^)
お母様の紐を使われても良いのですが、女性用は白っぽいものが殆どです。
男性の場合、着物か帯に暗い色がくることが殆どなので、男性の浴衣コーナーで販売されている、紺色など濃い色の紐やだて巻きを揃えられたほうが、チラッと見えてしまってもおかしくないので安全です。
かさばってごろごろしない平たいタイプの紐が良いです。
サイズの合った浴衣であれば、紐一本、だて巻き一本で大丈夫なのですが、紐はもう1本あったほうが何かと安心です。
着慣れてくると、紐を一本も使わずに いきなり帯を巻くこともできるようになるそうです。
写真に写っている帯は 作り帯です。 マジックテープで留まるように工夫して 上手く作ってありますが、ご自身で着られる場合、ピシッと巻くには、これはこれで練習が必要です。
下着について ですが、…
結婚式や成人式などで、羽織 袴を着られる場合は、VネックやÙ首の半袖のシャツを必ず中に着ていただきますが、
浴衣の場合は、上半身は何も着ないほうが良いと思います。
長襦袢を着ませんから、屈んだりして襟がゆるんだ時にシャツが見えないほうが良いです。
「気をつけ」 の時に 襟がピシッとなるように着付けられているのであれば、その他の体勢の時に襟が緩むのは浴衣の場合はOKです。
ちょっと猫背になった時、これぐらいになっても全く問題ありません
むしろ涼しそうで粋だと思います!
その代わり、腰紐と帯は、どんなに動いても、びくともしないように締めておきます。(上半身はゆったり 下半身はぴったり です。)
そのためには、腰からお腹にかけて さらしかガーゼの反物を二つ折りにしたものを、6~7周くらい巻き付けておくと、滑り止めになるし、帯の収まりも良いです。(一枚目の写真の中の白い巻物状のものです。)
それから、
白い浴衣の場合は、パンツが透けて見えてしまいます(^_^;)…が、白いパンツって探してもなかなか無いです。 たとえ白くてもパンツの形が透けて見えるのは和服の場合カッコ悪いです。
そんな時はなるべく薄い色のものを履いて、 その上に白いステテコを履いておけば大丈夫です。
夏、ユニクロで探せばエアリズムの白いステテコがあると思います。
昔は褌(ふんどし)でしたね(本物は見たことありませんが)。
若い頃の杉良太郎さんの殺陣のシーンでチラッと見える四角い白い褌が男らしくてステキだと思う感覚は、今の若い世代には理解出来ないでしょうけど……(^_^;)
下駄も忘れずに用意しておきましょう。
指の付け根までは入れず、余裕を持たせて、かかとが1~2センチはみ出るくらいが粋です。
歩いて痛くないか確かめておきましょう。
胸を張って、顎をひいて、堂々と男らしく歩いて、女性をエスコートしてくださいね!(^-^)