宇部市みつ美容室 『べらぼう』4歳で花魁(おいらん)、5歳で舞妓姿になりました!
いつもありがとうございます。
山口県宇部市 みつ美容室 澄川です。
母、私、娘、親子三代で営業しております。
娘 (スタッフ)は、関西の美容室で6年間働き、3年前に帰ってまいりました。
早いもので、桜の花の下で写真を撮った 娘の挙式から 1年が たちました。
地元では、今年の桜は 長く咲いてくれ、天気にも恵まれたので
みつ美容室でセット 着付けをお受けした 入園、入学、成人式の後撮り、前撮り を された皆様から
「無事に、桜との記念写真が撮れました!」と、ご報告があり、とても嬉しかったです!
大河ドラマ『べらぼう』でも 何度か
吉原の 豪華な桜 のシーンがありました。
先週の『願わくば 花の下にて 春死なん』
から 今週の『佐野世直大明神』にかけては、
桜が 〈切ない〉〈悲しい〉シーンの象徴として使われそうですね。
『べらぼう』は、江戸時代 中期の 吉原の人々や建物などを 再現することにとても力を入れているそうです。
実写化された俳優さんたちの姿を見て、
浮世絵では 髪型や着付けなどのデフォルメされて表現されていた箇所が、三次元だと こうなる のだなあ と とても勉強になります。(^^)
また、既婚女性が施す『お歯黒』は、
流石に再現されていませんが、
〈 引眉 (ひきまゆ・眉毛を無くすこと)〉は、
安達祐実さん、かたせ梨乃さん、水野美紀さん、飯島直子さん などが挑戦されていて、
放送開始直後は、「怖い」「誰だか判らなかった」など とても話題になりましたね。
でも、私は、毎週視聴しているうちに、すっかり見慣れてきて、
むしろ、眉毛のないお顔のほうが
大人の女性の〈美しさ〉や〈色気〉を感じるようになってきてしまっている今日この頃です!(^^)
さて、この写真は
25年前、4歳で撮影した 娘の花魁姿です。(写真館に長年飾って下さっていました。)
2歳で〈 源氏物語 〉、
3歳で〈 花嫁 〉姿を経験し、
(是非以前のブログをご覧くださいませ
m(_ _)m)
4歳で いよいよ〈花魁 (おいらん)〉です!。
〈 伊達兵庫髷(だてひょうごまげ)〉の部分は 付け毛ですが、
それ以外は 地髪で結い上げました。
大人用のかんざし 25本!
縮緬の鹿の子 3本
房の付いた飾り紐 2本 が、
頭に付いています!(^^;)
頭 も衣装 も重いのに、機嫌よく 撮影 頑張ってくれました!!(^^;)
衣装は 花嫁の時と同じく
花嫁の打掛を三枚 改造して、襦袢、着物、打掛 と、全て手作りしました。
花嫁との違いは、
〈 袖の振りが長くない 〉こと、
〈 帯を前に結ぶ 〉こと 、
〈 足袋を履かない 〉こと、
〈 返し襟 (襟を半分折り返して赤い布を見せる )を している 〉 ことです。
返し襟は、地域性があるようなので、両パターンの撮影をしました。
打掛の裾の〈ふき 〉は、花嫁は一段のところを 三段重ねにしてみました。
スマホのない25年前、参考にしたのは、
①『映画「吉原炎上」(明治時代後期の吉原)』
②『坂東玉三郎さんの写真集』
③『下関の先帝祭のポスター』 です。
どれも 花魁道中の姿は、ほぼ同じ豪華さ (花魁の最終形態) でした。
それに比べると、『べらぼう』での江戸中期の花魁道中 の姿は、
あっさりしていて まだ進化の途中だった ということが よくわかりました。
〈 高下駄 〉の代わりに
当時流行っていた〈 厚底サンダル(大人用)〉を改造しました!
撮影時、実は、帯が未完成でした。
間に合わなくて残念だ と思っていたのですが、『べらぼう』に登場する花魁たちを見て、それでも良かったと思えました。(^^)
撮影の1ヶ月後、博多のホテルで行われた美容師の勉強会で、
余興として、〈 花魁道中 〉を披露しました。
その時は 帯に綿を詰め、青く染めて
私なりの完成形になっています。
7歳の長男 ( 傘差しの若い衆のイメージ )と、
母 (下関先帝祭の花魁の傍にいる 踊りのお師匠さんのイメージ) も、参加させて、
私も黒子になって 娘の手を引きました。
重い大人用の厚底サンダルで
頑張ってよく歩いてくれました!(^^;)
丸テーブルの会場を、たっぷりと練り歩きました。
花魁独特の歩き方である 〈 外八文字 〉も 練習して、
ステージ上で披露しようと思っていましたが、
沢山の人に注目されて、固まってしまって、やってくれませんでした(^^;)
それでも、
裾をからげていた紐をほどき、
ステージ中央の階段を、裾を引いて降りる時は、
打掛の裾が綺麗に広がって、
白粉 (おしろい) を塗った 小さな素足 と、
隠れていた 内側の着物の裾や、
打掛の裏側が しっかりと見えて、
若い美容師さん達からも 歓声が上がって とても嬉しかったです。(^^)
〈 おひねり 〉も沢山いただきました!(^^)
娘が登場したのは、打ち上げパーティーの余興でしたが、
昼間の講習会では、
講師である 母 (中尾義子)の 展示作品として、
花魁をテーマにしたオリジナル作品を披露しました。
題して〈平成花兵庫 〉(^^)
掛下も黄色に染めました。
足元は、やっぱり〈 厚底サンダル 〉です!(^^)
頭もサンダルもピンクと黄色のガーベラのお花をちりばめて、
原宿風ラブリーな花魁に仕上げました♡
花魁という、華々しいけれど、
決して自分から望んでなる人はいない、
過酷な悲しい職業の姿に
自分の幼い娘をコスプレさせる ということについては、少しためらう気持ちはありました。
でも、下関市で毎年行われる〈先帝祭〉では、
小さい頃から日本舞踊を習っている女性が、〈花魁の役〉を勝ち取る事が目標であり、
各流派のお師匠さんにとっても、弟子が花魁役になることは、とても名誉な事だと聞きました。
それに、日本舞踊の世界では、
『 羽根の禿 (はねのかむろ)』という演目が大人気です。
市川團十郎さん(旧 海老蔵さん〉の長女 ぼたんさんも小学生の頃 披露しておられましたね。
〈 禿 〉は、吉原に売られてきた幼い女の子が、可愛く着飾って花魁道中に参加したり、花魁の身の回りの世話をしながら修行をする、〈 未来の花魁候補 〉です。
禿の意味を知らない我が子に『羽根の禿』を踊って欲しいと願う親御さん達と、
花魁のコスプレをさせた私は、同類だと気付いて、罪悪感は消えました。
だって可愛い姿はさせたいもの…(^^;)
4歳の娘の花魁道中は大好評!!(^o^)
「次の年の余興も 是非担当して欲しい」
と頼まれたので、
1年後、今度は〈 花嫁行列 〉をやりました。
白無垢姿で会場を練り歩き、
ステージ上で打掛を脱ぎ、
掛下を引き抜く と同時に 綿帽子を取ると、
花嫁から舞妓に変身!
という演出でした。
かんざし、おこぼ (舞妓の履き物) は、京都で本物(子供用)を買いました。(^^)
5歳の舞妓として、ステージ上で裾を引いて、舞を披露しました!
それを きっかけに 娘は日本舞踊を習い始め、
5年後、我が娘も、とうとう
『羽根の禿』を発表会で踊りました(^^)
衣装は例によって手作り頑張りました。
力作です!
それについてはまた載せますので是非見て下さいね!
最後まで読んでくださり ありがとうございました。m(_ _)m
『べらぼう』毎週欠かさず見ています。
私は自分が見た大河ドラマの中では、『女城主直虎』が1番好きです。
今回の『べらぼう』は、『女城主直虎』と同じ森下佳子さんの脚本なのでとても楽しみにしておりました。
期待どおり、登場人物全員の、それぞれの立場で一生懸命生きた人生が絡み合って歴史が動いていく感じが綿密で大好きです。
また、主演の横浜流星さんが出演されている映画『 国宝 』、見に行きました。
歌舞伎はちゃんと見た事がないので、舞台上での〈セリフ〉については上手かどうか判らないのですが、私も子供の頃から日本舞踊を習っておりましたので、
吉沢 亮さん、横浜流星さんなど、俳優の皆さんの踊りのシーンの、
〈 歌舞伎役者としての違和感のなさ 〉は、
素晴らし過ぎる!!!!
と思いました!
これをきっかけに日本舞踊を習う人が増えると良いですね。
大河ドラマ『べらぼう』
映画『 国宝 』 おすすめです!